廃棄物コラム
電線・通信ケーブルの処分を相談する|所有権と通電・通信停止の確認から始めます 2026.10.26
「撤去したケーブルの相談先が分からない」「相談したら何を確認してもらえるのかが分からない」。
電線・通信ケーブルの処分では、こうした声を、置き場が埋まって早く場所を空けたい、というご事情と一緒に伺います。
この記事は、通信設備会社からよくいただくご相談をもとにした想定ケースです。
ご相談をいただいてから、確認と書類の受け渡しまでに何が起きるのかをご案内します。
目次
- 1. 最初にお聞きすること
- 2. 写真で分かること、現地で分かること
- 3. 所有権と、通電・通信停止の確認
- 4. 荷姿ごとの評価と、資源化のこと
- 5. 書類のこと
- 6. まとめ
1. 最初にお聞きすること

最初に伺うのは、何にお困りで、いつまでに片づけたいか、という点です。
あわせて、置き場の全体、ドラムや端子が分かる近接、おおよその数量が分かる写真をお願いしています。
写真は、お問い合わせフォームから添付してお送りいただけます。
お電話が通じない時間帯でも、送信できます。
通電中の設備やケーブルに触れたり、近づいたりしての撮影は避けてください。安全にできる範囲で構いません。
2. 写真で分かること、現地で分かること
いただいた写真で分かる範囲を確認し、必要に応じて現地へ伺います。
写真から読み取れるのは、荷姿と、おおよその数量です。
現地では、置き場所、搬出経路、ドラムを動かせる広さがあるかを見ます。
見る・確認する・ご提案するところまでが当社の担当です。
その先の撤去、搬出、運搬、処分は、協力会社が行います。
3. 所有権と、通電・通信停止の確認

撤去したケーブルをどなたの物として扱うかは、工事の契約によって異なります。
そのため、着手の前に確認をお願いしている項目のひとつです。
契約書のどこを見ればよいか分からない場合も、そのままお知らせください。何を確認すればよいかを、一緒に整理します。
また、切り離す前には、通電や通信が止まっているかどうかも確認します。
この2点は、お客様、当社、協力会社の間で、着手する前にすり合わせておく内容です。
4. 荷姿ごとの評価と、資源化のこと
ドラム、短尺、端子付きといった荷姿によって、受け入れる側が確認する内容が変わります。
荷姿ごとの受け入れ条件については、通信ケーブルを受け入れる前に|現場が先に知りたいのは、荷姿と通電の状況ですで詳しくご紹介しています。
銅を含むケーブルの資源価値については、電線・ケーブルを捨てる前に『資源化』で処分コストを減らす方法とはでご紹介しています。
資源化の一般的な流れについては、通信設備の更新で出る配線・金属くずを捨てる前に|資源化のポイントとはをご覧ください。
5. 書類のこと
撤去したケーブルのうち、処分が必要になるものについては、委託契約やマニフェスト(産業廃棄物管理票)といった書類が関わります。
マニフェストは、産業廃棄物を出す事業者が交付するものです。
委託契約は、廃棄物を出す事業者と、実際に運搬や処分を行う会社との間で結ぶものです。
所有権の確認と、どなたが排出事業者にあたるのかの整理は、別々の確認事項です。どちらも着手の前に確認しておくと、その後の書類の話が進めやすくなります。
どの書類がどこまで必要になるかは案件によって異なるため、着手する前に確認します。
当社は、その書類が滞りなくそろうよう、間に入って確認と調整をします。
案件によっては、処理の内容を示す証明書をお渡しできることがあります。
どなたの名義で発行するか、どの様式になるか、そもそも発行できるかは、案件によって異なります。
6. まとめ
- ・最初に伺うのは、困りごとと期限、そして荷姿が分かる写真です。
- ・写真では荷姿と数量を、現地では置き場所・搬出経路・広さを確認します。
- ・所有権と通電・通信停止の確認は、着手前にすり合わせておく項目です。
- ・見る・確認する・提案するところまでが当社で、撤去・搬出・運搬・処分は協力会社が行います。
- ・委託契約やマニフェストなどの書類は、作業が始まる前に確認しておくと確実です。
いまの荷姿が分かる写真と、所有権や通電・通信停止について分かる範囲の情報を添えて、お送りください。
お電話は052-777-2701、平日 9時〜18時です。
作業と引き取りは、24時間・365日対応できます。夜間や休日に作業したいときも、ご相談ください。
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