廃棄物コラム
混合金属くずを相談するとき|写真の確認から書類までの流れをご案内します 2026.10.12
「どこに相談すればいいか分からない」「相談したら何をしてくれるのか分からない」。
混合金属くずの処分では、こうした声をよく伺います。
この記事は、自動車部品工場でよくある相談をもとにした想定ケースです。
ご相談をいただいてから、回収と書類の受け渡しまでに何が起きるのかをご案内します。
目次
- 1. 最初に伺うこと
- 2. 写真の確認から、現地の確認へ
- 3. 資源になる部分と、処分が必要な部分を分ける。
- 4. 見積りと回収日の調整
- 5. 書類のこと
- 6. まとめ
1. 最初に伺うこと

最初に伺うのは、何に困っていて、いつまでに解決したいか、という点です。
期限が分かると、そこから逆算して段取りを組めます。
あわせて、置き場全体、気になる部分の近接、だいたいの量が分かる写真をお願いしています。
写真は、お問い合わせフォームから添付してお送りいただけます。
お電話が通じない時間帯でも、送信できます。
撮影は安全にできる範囲で構いません。高い場所へ登ったり、機械の中を覗いたりする必要はありません。
2. 写真の確認から、現地の確認へ
いただいた写真で分かる範囲を確認し、必要に応じて現地へ伺います。
現地では、材質、数量、置き場所、搬出経路を見ます。
見て、確認して、ご提案するところまでが当社の担当です。
その先の撤去、搬出、運搬、処分は、協力会社が行います。
3. 資源になる部分と、処分が必要な部分を分ける。

すべてを一括で産業廃棄物として扱う前に、資源として評価できる部分がないかを確認します。
分けた結果、資源になる部分と処分が必要な部分の両方が残ることもあります。
その場合は、それぞれに別の道筋を組みます。
費用の見通しは、こちらから先にお出しします。
必要な工程を並べて、それぞれに何がかかるのかをお示しします。減らせるところがあればお伝えします。
社内で検討していただける材料をお渡しするところまでを、当社の仕事と考えています。
4. 見積りと回収日の調整
切り分けができたら、見積りと回収日の調整に進みます。
工程にかかる時間は案件によって異なるため、日数はその都度お伝えしています。
金属の買取と産業廃棄物の処理を別々の相手に相談すると、同じ説明を何度も繰り返すことになります。
当社が窓口として内容を整理することで、その手間を減らせます。
5. 書類のこと
処分が必要なものについては、委託契約やマニフェスト(産業廃棄物管理票)といった、法令で定められた書類が関わります。
マニフェストは、産業廃棄物を出す事業者が交付するものです。委託契約は、廃棄物を出す事業者と、実際に運搬や処分を行う会社との間で結ぶものです。
当社は、その書類が滞りなくそろうよう、間に入って確認と調整をします。
どの書類がどこまで必要になるかは案件によって異なるため、着手する前に確認します。
案件によっては、処理の内容を示す証明書をお渡しできることがあります。どなたの名義で発行するか、どの様式になるか、そもそも発行できるかは、案件によって異なります。
あとから社内に説明するときにも、書類が役に立ちます。
必要な書類は、作業が始まる前に確認しておくことをおすすめします。
6. まとめ
- ・最初に伺うのは、困りごとと期限、そして写真です。
- ・写真を確認し、必要に応じて現地を確認します。
- ・見て、確認して、提案するところまでが当社で、撤去・搬出・運搬・処分は協力会社が行います。
- ・費用の見通しは、こちらから先にお出しします。
- ・委託契約やマニフェストなどの書類は、作業が始まる前に確認しておくと確実です。
いまの状況が分かる写真と、おおよその量、いつまでに片づけたいかを添えて、お送りください。
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