廃棄物コラム
通信設備の更新で出る配線・金属くずを捨てる前に|資源化のポイントとは 2026.08.15
通信設備や交換機の更新・撤去で、大量の配線や金属部材が出ることになったとき、専門的な設備だからこそ、一般の廃棄物と同じように処分してよいのか迷ったことはありませんか。
今回は、通信設備の更新・撤去で出る配線や金属くずを捨てる前に知っておきたいポイントを、廃棄物管理のプロの視点からご紹介します。
目次
- 1. 通信設備の配線・金属くず、そのまま捨てて大丈夫か
- 2. 配線・金属部材が資源になるかどうかは、何で決まるのか
- 3. 撤去現場で実際に出るもの
- 4. 資源化を依頼するときの流れ
- 5. まとめ
1. 通信設備の配線・金属くず、そのまま捨てて大丈夫か
交換機やネットワーク機器を撤去すると、フリーアクセスフロアの下や機器のラックから、想像以上に大量の配線や金属部材が出ることがあります。
専門的な設備だからといって、産業廃棄物としての基本的な扱いが大きく変わるわけではありません。ただし、量が多く、分別の手間がかかりやすいという特徴があります。
配線に使われている銅や、機器のラック・床の支持金具に使われている金属は、資源として評価できる場合があります。
まとめて処分する前に、素材ごとに分けられるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
2. 配線・金属部材が資源になるかどうかは、何で決まるのか
「資源化」とは、ゴミとして処分するのではなく、売却できる資源として扱うことです。
配線や金属部材が資源化できるかどうかは、素材の種類(銅・鉄・アルミなど)、劣化の程度、数量によって変わります。
同じように見える配線でも、被覆の中の金属量や状態によって評価は異なるため、「必ず資源になります」とは言えません。
材質、状態、数量などを確認したうえで、資源として評価できる可能性があります。
3. 撤去現場で実際に出るもの
通信設備の更新現場では、フリーアクセスフロアの下から、まとまった量の配線が一度に出てくることがあります。
配線だけでなく、機器を支えていたラックや、床の支持金具など、金属製の部材も一緒に出ることがあります。
4. 資源化を依頼するときの流れ
通信設備の配線・金属くずを資源化する際は、一般的に次のような流れになります。

- 1. 現場の状況(配線・金属部材の種類・量など)を相談・確認する
- 2. 必要に応じて、材質や状態を確認してもらう
- 3. 資源化できるものと処分が必要なものを仕分けする
- 4. 回収・引き取り、または処分を実施する
現場の広さや搬出経路、数量によって必要な準備は異なるため、事前の相談が欠かせません。
まとめ
- ・通信設備の配線・金属くずは、専門的な設備でも一般の産業廃棄物と大きく扱いは変わらないが、量や分別の手間がかかりやすい
- ・配線の銅や、ラック・床の支持金具などの金属は、資源として評価できる場合がある
- ・資源化できるかどうかは材質・状態・数量によって異なり、個別確認が必要
- ・処分の流れは、現場確認から仕分け、回収という順で進む
まとめて捨ててしまう前に、まずは現状を写真に撮って、お気軽にご相談ください。
金属の種類が分からない場合でも、全体写真、近接写真、保管量が分かる写真をご用意いただければ、確認しやすくなります。
エコ・コンシェルジュでは、通信設備の更新・撤去にともなう配線や金属くずの処分について、資源として評価できるかどうかのご相談も承っています。
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