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廃棄物コラム

空調設備を捨てる前に|配管・電気設備の資源化のポイントとは 2026.08.20

ビルや工場、通信施設などで、空調設備の更新・撤去にともなって、配管や電気設備が出ることになったとき、まとめて産業廃棄物として処分してよいのか、迷ったことはありませんか。

今回は、空調設備の配管・電気設備を捨てる前に知っておきたいポイントを、廃棄物管理のプロの視点からご紹介します。

目次

  1. 1. 空調設備、そのまま捨てて大丈夫か
  2. 2. 資源になるかどうかは、何で決まるのか
  3. 3. 撤去現場で実際に出るもの
  4. 4. 配管・電気設備のどこに資源価値があるのか
  5. 5. 資源化を依頼するときの流れ
  6. 6. まとめ

1. 空調設備、そのまま捨てて大丈夫か

ビルや工場、通信施設などの空調設備を更新・撤去すると、配管や電気設備がまとまって出ることがあります。種類が多いため、何をどう処分すればよいか迷う方は少なくありません。

空調配管や電気設備には、金属としての価値が残っている部分があります。

産業廃棄物としてそのまま処分委託すると、処理費用は基本的に排出者側の負担になりますが、資源として引き取ってもらえれば、処分費用を抑えられる可能性があります。

まとめて処分する前に、資源として評価できるかどうかを確認しておくことをおすすめします。

2. 資源になるかどうかは、何で決まるのか

「資源化」とは、ゴミとして処分するのではなく、売却できる資源として扱うことです。

空調設備が資源化できるかどうかは、内部に使われている金属の種類(銅・鉄・アルミなど)、劣化の程度、数量によって変わります。

同じような設備でも、内部の構成によって評価は異なるため、「必ず資源になります」とは言えません。材質、状態、数量などを確認したうえで、資源として評価できる可能性があります。

3. 撤去現場で実際に出るもの

空調設備の更新現場では、屋上などの高所で配管や関連機器の点検・撤去作業が行われることがあります。

屋上の冷温水配管設備を作業員が点検している様子
屋上の配管設備は数多くのバルブや配管が入り組んでおり、撤去には手間と安全確認が必要です。

高所での作業になるため、安全確保のための事前準備も欠かせません。

4. 配管・電気設備のどこに資源価値があるのか

空調設備の中でも、資源として注目したいのが配管と電気設備です。

開いた分電盤内部の配線・ブレーカーの様子
分電盤の内部にも、銅線など資源価値のある金属が使われています。

空調配管の多くには銅管が使われており、断熱材に巻かれた状態のまま資源化の対象になることがあります。電気設備の配線・ブレーカー類も、金属くずとして仕分けの対象になります。

5. 資源化を依頼するときの流れ

空調設備を資源化する際は、一般的に次のような流れになります。

  1. 1. 現場の状況(設備の種類・数量・搬出経路など)を相談・確認する
  2. 2. 必要に応じて、材質や状態を確認してもらう
  3. 3. 資源化できるものと処分が必要なものを仕分けする
  4. 4. 回収・引き取り、または処分を実施する

配管・電気設備など種類が多い現場ほど、事前の相談が仕分けをスムーズに進めるポイントになります。

まとめ

・空調設備の配管や電気設備にも、金属としての資源価値が残っている場合がある
・資源化できるかどうかは材質・状態・数量によって異なり、個別確認が必要
・屋上など高所での作業になるため、安全確認も重要
・処分の流れは、現場確認から仕分け、回収という順で進む

まとめて捨ててしまう前に、まずは現状を写真に撮って、お気軽にご相談ください。

設備の種類が多く、何がどう評価されるか分からない場合でも、全体写真、近接写真、保管量が分かる写真をご用意いただければ、確認しやすくなります。

エコ・コンシェルジュでは、空調設備の配管・電気設備の資源化についてのご相談も承っています。

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