廃棄物コラム
フリーアクセスフロアのアルミ床材を捨てる前に|資源化のメリットとは 2026.08.13
サーバー室や通信機械室の改修・移転で、フリーアクセスフロア(OAフロア)の床材を撤去することになったとき、まとめて産業廃棄物として捨ててしまってよいのか、迷ったことはありませんか。
今回は、フリーアクセスフロアの床材を捨てる前に確認しておきたいポイントを、廃棄物管理のプロの視点からご紹介します。
目次
1、フリーアクセスフロアの床材、そのまま捨てて大丈夫か
2、床材が資源になるかどうかは、何で決まるのか
3、撤去作業で実際に出るもの
4、資源化を依頼するときの流れ
5、まとめ
1. フリーアクセスフロアの床材、そのまま捨てて大丈夫か
サーバー室や通信機械室のフリーアクセスフロア(OAフロア)は、床下に配線や機器を通すための特殊な構造をしています。改修や移転で撤去する際は、大量の床パネルが一度に出ることになります。
このパネルにはアルミニウムが使われていることがあります。耐震性能や帯電防止性能、静電気による部品故障(ウィスカ)対策など、サーバー室ならではの要件に対応するために、アルミ製のフリーアクセスフロアが選ばれるケースは珍しくありません。
産業廃棄物としてそのまま処分委託すると、処理費用は基本的に排出者側の負担になります。一方で、アルミは資源としての価値が残るため、資源として引き取ってもらえれば、処分費用を抑えられる可能性があります。実際に、こうしたアルミ製の床材を資源として引き取った実績もあります。
2. 床材が資源になるかどうかは、何で決まるのか
「資源化」とは、ゴミとして処分するのではなく、売却できる資源として扱うことです。フリーアクセスフロアの床パネルが資源化できるかどうかは、パネルに使われている金属の種類、劣化の程度、数量によって変わります。
すべてのフリーアクセスフロアがアルミ製とは限らず、同じような見た目でも素材が異なる場合があります。「必ず資源になります」とは言えないため、材質、状態、数量などを確認したうえで、資源として評価できる可能性があります。
3. 撤去作業で実際に出るもの
サーバー室や機械室のフリーアクセスフロアを撤去する現場では、床下の配線や支柱に注意しながら、パネルを一枚ずつ取り外していく作業になります。

取り外した床材は、設備更新で出る他の廃材とあわせて、まとまった量になることも珍しくありません。
4. 資源化を依頼するときの流れ
フリーアクセスフロアの床材を資源化する際は、一般的に次のような流れになります。

1、現場の状況(パネルの種類・数量・保管場所など)を相談・確認する
2、必要に応じて、材質や状態を確認してもらう
3、資源化できるものと処分が必要なものを仕分けする
4、回収・引き取り、または処分を実施する
現場の広さや搬出経路、数量によって必要な準備は異なるため、事前の相談が欠かせません。
まとめ
・フリーアクセスフロアの床材にはアルミニウムが使われていることがあり、資源として評価できる場合がある
・すべてがアルミ製とは限らないため、資源化できるかどうかは材質・状態・数量によって異なり、個別確認が必要
・撤去現場では、床材以外の廃材もあわせて発生することがある
・処分の流れは、現場確認から仕分け、回収という順で進む
まとめて捨ててしまう前に、まずは現状を写真に撮って、お気軽にご相談ください。数量が少ない場合でも、まずはご相談いただけます。金属の種類が分からない場合でも、全体写真、近接写真、保管量が分かる写真をご用意いただければ、確認しやすくなります。エコ・コンシェルジュでは、アルミ製のフリーアクセスフロアの床材や、設備更新にともなう金属くずの処分について、資源として評価できるかどうかのご相談も承っています。
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