廃棄物コラム
発電機を捨てる前に|資源化のポイントと燃料が残っていても相談できる理由 2026.08.19
ビルや通信設備の非常用発電機を更新・撤去することになったとき、まとめて産業廃棄物として処分してよいのか、燃料やオイルが残ったままでも相談できるのか、迷ったことはありませんか。
今回は、発電機を捨てる前に知っておきたい資源化のポイントと、燃料が残っている場合の対応について、廃棄物管理のプロの視点からご紹介します。
目次
- 1. 発電機、そのまま捨てて大丈夫か
- 2. 資源になるかどうかは、何で決まるのか
- 3. 撤去現場で実際に出るもの
- 4. 発電機のどこに資源価値があるのか
- 5. 燃料やオイルが残っていても相談できる
- 6. 資源化を依頼するときの流れ
- 7. まとめ
1. 発電機、そのまま捨てて大丈夫か
ビルや通信設備などでは、停電時に備えた非常用の自家発電機が設置されていることがあります。
老朽化や設備更新にともなって撤去する際、発電機一式をそのまま産業廃棄物として処分してよいのか迷う方は少なくありません。
発電機にはエンジンや発電部など、金属としての価値が残っている部分があります。
産業廃棄物としてそのまま処分委託すると、処理費用は基本的に排出者側の負担になりますが、資源として引き取ってもらえれば、処分費用を抑えられる可能性があります。
まとめて処分する前に、資源として評価できるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
2. 資源になるかどうかは、何で決まるのか
「資源化」とは、ゴミとして処分するのではなく、売却できる資源として扱うことです。
発電機が資源化できるかどうかは、内部に使われている金属の種類(銅・鉄・アルミなど)、劣化の程度、数量によって変わります。
同じような発電機でも、内部の構成や状態によって評価は異なるため、「必ず資源になります」とは言えません。材質、状態、数量などを確認したうえで、資源として評価できる可能性があります。
3. 撤去現場で実際に出るもの
発電機の撤去現場では、エンジンや制御盤、バッテリーなどが一体になった発電機本体が出てきます。

こうした発電機は、通信設備の停電対策など、停電時のバックアップ電源として使われていることがあります。
4. 発電機のどこに資源価値があるのか
発電機の中でも、特に資源として注目したいのがオルタネーター(発電部)です。

エンジン本体も、金属部品でできているため、素材ごとに仕分けることで資源として引き取ってもらえる部分が見つかる場合があります。
5. 燃料やオイルが残っていても相談できる
発電機を処分する際、気になるのが燃料(軽油や重油)、オイル、バッテリーが残っている場合の扱いです。
エコ・コンシェルジュでは、こうした残留物がある状態でも引き取りのご相談に対応しています。数量が多い場合は、買取につながることもあります。実際に、3000リットルの重油を買い取った実績もあります。
ただし、対応にあたっては必ず現場を確認したうえでの判断となり、状況によっては対応できない現場もあります。まずは現状をお伝えいただき、ご相談ください。
6. 資源化を依頼するときの流れ
発電機を資源化する際は、一般的に次のような流れになります。
- 1. 現場の状況(発電機の台数・サイズ・燃料やオイルの残量など)を相談・確認する
- 2. 現場を確認してもらう
- 3. 資源化できるものと処分が必要なものを仕分けする
- 4. 回収・引き取り、または処分を実施する
現場の広さや搬出経路、数量によって必要な準備は異なるため、事前の相談が欠かせません。
まとめ
・発電機はエンジンやオルタネーターに金属資源が含まれ、資源化できる場合がある
・燃料・オイル・バッテリーが残った状態でも引き取りの相談ができる
・数量が多ければ買取につながることもある(3000リットルの重油買取実績あり)
・ただし必ず現場確認が必要で、対応できない場合もある
まとめて捨ててしまう前に、まずは現状を写真に撮って、お気軽にご相談ください。
発電機の台数やサイズが分からない場合でも、全体写真、近接写真、保管量が分かる写真をご用意いただければ、確認しやすくなります。
エコ・コンシェルジュでは、燃料やオイルが残った発電機の処分についても、資源として評価できるかどうかのご相談を承っています。