廃棄物コラム

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電柱バンド(装柱金物)を捨てる前に|資源として評価できる可能性を解説 2026.08.28

電柱や電線、通信ケーブルの撤去・更新工事を行うと、電柱に取り付けられていた金具が大量に出てきます。

正式には「装柱金物(そうちゅうかなもの)」と呼ばれる部材で、現場では「電柱バンド」「自在バンド」「ポールバンド」といった呼び方をされることも多いものです。

「使用済みの金具だから」と、まとめて産業廃棄物として処分していないでしょうか。実はその判断、処分コストの面で損をしている可能性があります。

今回は、電柱バンド(装柱金物)を捨てる前に知っておきたい、資源としての評価の可能性についてご紹介します。

目次

  1. 1. 結論:電柱バンド(装柱金物)は資源として評価できる可能性があります
  2. 2. 電柱バンド(装柱金物)とは何か
  3. 3. 評価や買取価格に影響する条件
  4. 4. 保管・分別のポイント
  5. 5. 注意点
  6. 6. ご相談前に準備していただきたい情報
  7. 7. まとめ・お問い合わせ

1. 結論:電柱バンド(装柱金物)は資源として評価できる可能性があります

電柱・架線設備の撤去や更新工事で出てくる電柱バンド(装柱金物)は、材質が亜鉛めっき鉄や亜鉛めっき鋼材であることが多く、鉄くずと同様に資源として評価できる可能性があります。

実際に、こうした金具を確認したうえで買取につながり、処分費の削減につながったケースがあります。

ただし、すべての電柱バンドが同じように評価できるわけではありません。材質や状態、数量によって評価は変わるため、断定はできません。

まずは処分の前に、写真を送っていただいたうえでの確認をおすすめします。

2. 電柱バンド(装柱金物)とは何か

一般に「電柱バンド」と呼ばれる金具は、正式には「装柱金物」という部材の一種です。

メーカーによって「電柱バンド」「自在バンド」「ポールバンド」など呼び方が異なりますが、いずれも電柱やコンクリート柱の外周を締め付けて、電線・ケーブル・電線管・機器・支持金具などを取り付けるために使われます。

電力会社の配電設備だけでなく、通信会社や電話設備など、幅広いインフラ設備で使われている部材です。

そのため、電柱工事に限らず、通信設備工事の現場でも、撤去・交換のタイミングで発生します。

白いフレコンバッグにまとめられた、亜鉛めっき鋼製の電柱バンド(装柱金物)
電柱・架線設備の撤去工事で発生した電柱バンド(装柱金物)。フレコンバッグにまとめて保管されている状態です。

撤去された電柱バンドは、ボルトや鋼線が混在した使用済みの状態のまま、写真のようなフレコンバッグ(大型の袋)にまとめて保管されていることが多く、1袋あたりおおよそ150〜300kg程度になるケースがあります。

ボルトや鋼線が付いた状態の電柱バンド(装柱金物)を近接撮影した様子
ボルトや鋼線が混在した状態のまま。使用済みでも、材質や数量を確認したうえで資源として評価できる場合があります。

このように、ボルトや鋼線が付いたままの状態でも、まずは現物のまま相談していただいて構いません。分別が必要かどうかも、確認したうえでご案内します。

3. 評価や買取価格に影響する条件

電柱バンドが資源としてどの程度評価されるかは、次のような条件によって変わります。

・材質(亜鉛めっき鉄か、亜鉛めっき鋼材か、それ以外か)
・ボルトや鋼線などの異物がどの程度混在しているか
・全体の数量、重量
・保管状態(雨ざらしになっていないか、他の廃棄物と混ざっていないか)
・そのときどきの金属相場(国内外の市況によって変動します)

弊社では、こうした条件を確認したうえで評価を行っています。

一見すると廃棄物に見えるものでも、材質ごとに分別し、異物を取り除き、保管方法を見直すことで、買取価格が上がる場合があります。

ご相談の段階から、整理の仕方を一緒に検討することも可能です。

4. 保管・分別のポイント

処分前の電柱バンドは、次のような点を意識して保管しておくと、その後の評価がスムーズになります。

・他の金属くず(銅線、アルミ材など)と混ぜずに保管する
・雨ざらしを避け、屋内や屋根のある場所で保管する
・フレコンバッグなど、まとまった単位で保管する
・撤去した現場や工事の種類が分かるようにしておく

ただし、無理に分別してから相談する必要はありません。撤去した状態のまま写真を送っていただき、その内容を見たうえで、分別すべきかどうかを含めてご案内することも可能です。

5. 注意点

電柱バンド(装柱金物)は、必ず買取できるとお約束できるものではありません。材質や状態、そのときの金属相場によっては、買取ではなく通常の処分となる場合もあります。

また、金額や条件は現物や写真を確認したうえでのご案内になります。写真だけでは判断が難しい部分(内部の腐食状況など)もあるため、最終的な評価には現物確認をお願いする場合があります。

6. ご相談前に準備していただきたい情報

スムーズにご相談いただくために、次の情報をあらかじめご用意いただけると、評価がしやすくなります。

・対象物の写真(全体が分かるもの、近くから撮った写真の両方)
・材質、品名、用途、発生した工事の種類
・おおよその数量、重量
・保管場所、積み込み条件、希望する時期

これらがすべて揃っていなくても、まずは分かる範囲で写真を送っていただければ、確認したうえでご案内します。

7. まとめ・お問い合わせ

・電柱バンド(装柱金物)は、電柱・架線設備の撤去や更新工事で発生する使用済み金具です
・材質は亜鉛めっき鉄や亜鉛めっき鋼材であることが多く、資源として評価できる可能性があります
・評価は材質、状態、数量、相場によって変わるため、断定はできません
・弊社は東海地区最大級のネットワークを活かし、撤去現場からのご相談にも対応しています

電柱バンドなど、撤去後の金具の処分でお困りの際は、まとめて処分する前に、一度写真を送ってご相談ください。

材質や数量を確認したうえで、資源としての評価や処分費削減の可能性についてご案内します。

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