廃棄物コラム
混合金属くずの分け方を決めるとき|3者で相談すると無理のない分け方が見つかります 2026.10.13
分別の相談で止まるのは、お客様だけとは限りません。
受け入れる協力会社も、当社も、中身が分からないと止まることがあります。
この記事は、自動車部品工場でよくある相談をもとにした想定ケースです。
目次
- 1. 止まるところは、3者とも同じです。
- 2. 希望と現場の条件は、食い違うことがあります。
- 3. 短いやり取りで、分け方が決まります。
- 4. それぞれが前に進みます。
- 5. まとめ
1. 止まるところは、3者とも同じです。

お客様は、混合金属くずをどう処分すればよいか判断できずに止まっています。
協力会社も、荷姿や材質が分からなければ、受け入れの準備を始められず止まっています。
当社も、資源として評価できる部分が分からなければ、次の提案ができず止まっています。
3者とも、中身が分からないことで止まっている状態です。
だから、まず止まっているものを動かすところから始めます。
2. 希望と現場の条件は、食い違うことがあります。
「分けたほうがよい」と言われて、全部を細かく分けようとされる方がいます。
一方で、現場には人手も置き場も限りがあります。
受け入れる側は、細かさよりも「混ざっていないこと」を重く見ていると伺っています。
この食い違いに気づかないまま進むと、現場の手間だけが増えて終わることがあります。
だからこそ、始める前に、双方の条件を突き合わせます。
3. 短いやり取りで、分け方が決まります。

以下は、よくある相談をもとに組み立てた、3者のやり取りの一例です。
お客様「置き場がいっぱいで分けてみたいのですが、どこまで分ければいいですか」
当社「まずは鉄、電線、家電くらいの分け方でいかがでしょうか。写真で確認します」
お客様「細かく分けたほうがよいのかと思っていました。正直、人手が足りません」
当社「細かさよりも、混ざっていないことのほうが大事だと伺っています。確認します」
協力会社「その分け方なら、受け入れの準備ができます。電線だけはまとめておいてください」
4. それぞれが前に進みます。
お客様は、続けられる分け方が決まり、置き場を整理できます。
協力会社は、荷姿の見通しが立ち、受け入れの準備を進められます。
当社は、資源として評価できる部分を確認し、次の提案につなげられます。
金属資源の買取は、当社の本業です。
ただし、これは一つの例です。案件によって条件も結果も異なります。
5. まとめ
- ・分別で止まっているのは、お客様だけでなく、協力会社も当社も同じです。
- ・「どこまで分けるか」は、希望と現場の条件が食い違いやすいところです。
- ・受け入れ側が重く見ているのは、細かさよりも混ざっていないこと(何が入っているかが分かること)だと伺っています。
- ・条件を持ち寄ると、続けられる分け方が決まります。
- ・結果は案件によって異なり、常に同じ結果になるとは限りません。
分け方に迷ったら、決める前にご相談ください。おおよその量と、いつ頃までに片づけたいかをお聞かせいただけると、無理のない分け方を一緒に探せます。
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