廃棄物コラム
生ごみの処理費を見直す前に|まず自社の排出量を知る 2026.10.02
ごみの担当になって、上司から「生ごみの処理費を見直してほしい」と言われた。
請求書を開くと、毎月の金額は分かります。けれど、重さが書かれていなければ、月に何kg出ているのかは分かりません。
ほかの会社に見積りを頼もうとすると、最初に「月にどのくらい出ますか」と聞かれます。そこで止まってしまいます。
まずは、自社の生ごみの量を知ることから始めます。今回は、実際に食品会社様を訪問し、量を確かめた事例をもとにご紹介します。
目次
- 1. 「量が分からない」と、見積りも比較も止まる。
- 2. まず、実際に量ってみる。
- 3. 量が分かると、何が変わるか?
- 4. 排出量が分からないままで、ご相談ください。
- 5. まとめ
1. 「量が分からない」と、見積りも比較も止まる。
生ごみの処理費について、こんな悩みを抱えていないでしょうか。
- ・月に何kg出ているのか答えられない。
- ・処理費が高いのか安いのか、比べる材料がない。
- ・見積りを取ろうとしても「量は?」と聞かれて止まる。
これらは、量る機会がなかっただけのことで、担当者の知識とは関係がありません。
請求書に重さが書かれていなければ、量は分からなくて当然です。
2. まず、実際に量ってみる。
株式会社エコ・コンシェルジュでは、生ごみが発生する食品会社様を訪問し、排出量を確認したことがあります。
現場では、まずごみの種類を確認し、どのように分けて出されているかを見ました。
そのうえで、1袋を吊り下げ式の秤で実際に量りました。

袋の数と、1袋あたりの重さが分かれば、月間のおおよその排出量が見えてきます。
この量り方は、国(農林水産省と環境省)の手引きにも書かれています。生ごみの量は重さでつかむのが基本で、それが難しいときは、容器の数と、中身の重さの目安から推計する方法も示されています。
量ったのは、食品の残りと、容器や包装材が混ざった袋の両方です。
中身が違えば、重さも違います。「一式」とまとめられていたものが、種類ごとに分かれていきます。

3. 量が分かると、何が変わるか?
排出量が分かると、次のようなことができるようになります。
- ・ほかの会社に、同じ条件で見積りを頼める。
- ・回収の回数や、容器の大きさを見直す材料になる。
- ・見直したあと、どれだけ減ったかを社内で数字で説明できる。
中身が分かれば、資源に回せるものを分けられます。名古屋市も、事業所から出る生ごみは貴重な資源だとして、資源化に努めるよう呼びかけています。食品の残りと、容器や包装材を分けて出せば、資源に回る分だけごみが減り、その分の処分費も減ります。
どれだけ減らせるかは、量と回収の回数が分かって初めて出ます。ご相談の際に、その数字で試算します。
数字があれば、業者を替えたあとに、良くなったかどうかを確かめられます。
4. 排出量が分からないままで、ご相談ください。
「測ってから相談しなければ」と考える必要はありません。
測るところからが、当社の仕事です。
生ごみは、どこで出たかによって扱いが変わります。食料品を作る工場で、原料から出たくずは産業廃棄物です。飲食店やお店から出る調理くずや食べ残しは、事業所から出る一般のごみです。どちらに当たるかは、業種と写真をうかがえば、当社が確認してお伝えします。
エコ・コンシェルジュでは、最初から混ざらないようにすること、捨てるところから分別することを大事にしています。お客様と話し合い、お値打ちになる方法を一緒に考えていきます。進め方や費用については、状況をうかがったうえで、より良いプランをご案内します。
迷ったら、生ごみを置いている場所と、使っている袋や容器の写真を撮って、お問い合わせフォームからお送りください。量が分からない状態のままで構いません。
5. まとめ
- ・まず、袋の数と1袋の重さを確かめて、月にどのくらい出ているかをつかみます。
- ・量が分かれば、見積りを同じ条件で比べられ、見直したあとの効果も数字で確かめられます。
- ・量と中身が分かれば、食品の残りと容器や包装材を分けて資源に回し、ごみと処分費を減らせます。
- ・量るところから当社がお手伝いします。窓口は当社ひとつです。
- ・迷ったら、生ごみを置いている場所と袋や容器の写真を、お問い合わせフォームからお送りください。
資源を残し、自然を守り、次世代の子供たちに美しい自然を残したい。
子供たちに残そう美しい自然。それが、私たちエコ・コンシェルジュの願いです。